理解しておきたい社葬と合同葬の要点
社葬については、創業者といった会社組織に対して大きな貢献を成し遂げた人間が亡くなられた場合に、会社組織が主催者という形で故人を追悼するものになります。故人を尊ぶとともに、これから先の経営に対する姿勢を会社内外に対して現す、さらに事業承継の為の重い役割の葬儀といえます。
創業者や経営者の逝去といった非常に大きな危機的状況を、共に取り組んで突破し、次の代へバトンを繋ぐことを意味します。近親者に因る個人葬が実行されてから数週間した後に、会社組織が主催して社葬を実行します。これから先の営業に対する姿勢や事業承継を伝えます。
また、合同葬については個人葬および社葬を一緒になって行います。葬儀に向けての準備するための期間は短縮されますが社葬のための費用を少なくできる長所もあり、過去社葬を行わなかった会社が合同葬を採り入れる事例が増加しています。
合同葬では全ての故人に哀悼の念を表しましょう
永久の別れと言うのは誰にとっても悲しくかつ厳粛なものでしょう。ほとんどの方が一人で旅立たれるのですが、稀に複数の故人の方が一緒に葬儀を行う場合があります。これが合同葬です。東日本大震災の時にも合同葬をされたご遺族の方も多数いらっしゃいました。
大事故や災害などに見舞われた場合など、一人一人の葬儀が困難な場合、大きな斎場でたくさんの方に来て頂く事が望ましい時などに取り行われます。どうしても同じ時間に大勢の方がいらっしゃる事になるので、それを念頭に置いて時間や交通手段など、通常よりも心配りが必要となります。
参列される方は、例え知らない方のご遺影が飾られていても、全ての方に哀悼の念を表される事が礼儀です。どのご遺族も悲しみは同じように深いです。安らかにお眠り頂く事を心から念じて、お冥福をお祈りしましょう。